第12回/第13回/第14回第13回「再帰」1.再帰とは再帰とは、手順の中で再びその手順を呼び出すことです。つまり、手順をむげんに繰り返す状態にできます。しかし、これを使って失敗すると、「無限ループ」などといわれる状態になり、止まらなくなります。具体的には、手順の最後にその手順の名前を入れます。そのとき、条件をつけるとよいでしょう。
手順は ゲームスタート ここで、「まつ」というのが入っています。繰り返す場合は、これを入れてやらないと、かめがとてつもない速さで動いてしまい、オーバーフローを起こしてしまうかもしれません。 2.再帰の応用この方法が本当に便利なのかはわかりませんが、ここではRPGを例にして説明します。例えば、「道具」という手順を作ったとします。この「道具」という手順は、名前の通りアイテムを使ったりしますが、このときプログラムの流れで言うと、ダンジョンにいて、ダンジョンの手順が流れていたが、アイテムの手順に切り替わったということになります。すると、アイテムを使い終わったときは、ダンジョンの手順に戻す必要があります。この戻すものは、フィールドならフィールド、町なら町と変化します。それにどう対応するか。ここでは、「再帰」と言えるのかはわかりませんが、そのやり方を説明します。
たとえば、町を「1」、ダンジョンを「2」、フィールドを「3」…と決めます。
宿屋では、「価格」という引数をとることで、値段を自在に変えることができます。また、ここには含まれていませんが、お金が足りなくて泊まれないという判定も必要です。 3.「むげんに」の利用
「再帰」のほかに、「むげんに」を使って繰り返させることもできます。
やめる時は むげんに 「かめ1、 まえへ 3 みぎへ 2 かめ2、 まえへ 5 みぎへ 3 かめ3、 まえへ -8 みぎへ 5 まつ 1」 第14回へ進む |