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2006年10月20日(金)

ベクトル多用

朝は雨がやや降っていたが、昼からは晴れ間が出てきた。

前期は、数学や熱力学で微分・積分がたくさん出てきたが、後期はベクトルがたくさん出てきている。材料物理学は結晶学という内容で、高校の頃出てきた面心立方格子とかの種類が増えて、たくさん出てくる。しかも、その格子をベクトルで表すミラー指数なるものを導入し、格子面をベクトルで表したりするらしい。材料量子力学でもベクトルが登場。内積や外積を使うらしい。数学では、ベクトルを微分したりする。自分は、ベクトルは大文字の場合は太字で書くが、小文字は字の上に矢印をつけて書いている。だが、多くの先生は、小文字も太字にしていて、それがなんとなく慣れない。iとjの太字とか、書くのが慣れない。でもやっぱり太字にしたほうがいいんだろうなぁ。

今日は材料量子力学があった。この先生は、今年の4月12日の日記にも書いた妙な迫力があり、動きにスキがない先生だ。ただ、恐ろしくわかりやすい。もしかすると、わかった気にさせるのが上手いだけかもしれないが。授業では、「ここは見ておいてください」や「ここは写しながらで結構です」などと言い、黒板への注目を促す。たまに、「まだ写すな!見とけ」と言ったりするし、「よし、まとめて書け」と書く時間を与えたりする。ちょっと今までに受けたことがないタイプの先生だなぁ。1年の量子化学であれほど意味不明だった、波の式から、シュレディンガー方程式の導出が、わかりやすくなされてちょっと感動。金曜はこの授業1時間だけだが、来る価値あるなぁ。先生が言うには、量子力学とは確率みたいな考え方で、例えば99.99…%の確率で先生は今大学で授業しているが、0.00…%の確率でブラジルにいる可能性もある、みたいなことらしい。なんとも哲学的だなぁ。

来週の木・金と、学外実習という、「1泊二日で行く室蘭・苫小牧、秋の製鉄所・製作所巡り~鉄鋼材料の生産と利用を究める旅」みたいなのがあり、製鉄所とか自動車工場に見学に行く。泊まるのは鉄工所の保養所○○荘というところで、みんなでどんなところか想像して話したりしている。なんたって「荘」だからな。「○○」の部分の漢字も難しいし、保養所だし、なんとなく古くさそうな気がして、みんな期待はしていない。ただ、ホームページで調べてみると、100%かけ流しの温泉で、一軒宿の雰囲気があり、こぎれいな所のようなので、期待できるかもしれない。