とても寒く、風が非常に強く、みぞれが降るという最悪な天気。

大学祭の模擬店で燻製を出したら売れそうだな、と勝手に思って提案した。月曜日に、クラスで中華屋・アイス屋・たこ焼き・焼き鳥・燻製、でアンケートを取って決める。だが私は急に燻製を作ってみたくなって、今日作った。燻製はいろいろな作り方がある。キャンプで手軽に作るのもあれば、本格的に何日もかけて作るものもある。本格的に作るのは大変だ。今日は"冷薫"という方法でチーズの燻製を作った。１００円均一で買った蓋つきのゴミ箱に、フルーツの空き缶を入れて、中にりんごの木のスモークウッド(さくらの木は香りが強く、肉に向いている。りんごはそれに比べてクセがない。他にもクルミとかヒッコリーなどがある)を入れておく。スモークウッドは、まぁ太い蚊取り線香みたいなもので、一度火をつけると勝手にどんどん煙を出してくれる。そしてゴミ箱にちょうどはまる丸い金網を乗せてその上にチーズをのせて蓋をしめる。１時間もするともうバッチリスモークチーズになっていて、なかなかいい。それとは別に、生肉をスモークするためのスモーカーの製作にも取り掛かった。一斗缶を改造する。いつものように工業地帯の空き地を探したが、錆びていたり、怪しげな薬品が入っていた形跡があって使えなさそうだった。たまたま近所の病院で、菜種油の一斗缶が捨てられていたので交渉してもらってきた。缶の底にチップを敷き、直接加熱して燻製にする。うーんうまくいくのか？謎。だが燻製ってなんか面白いのは確かだ。