曇っていて寒い日だった。
今日はまた電子顕微鏡へ。予定のものが撮影できたのでよかった。よい部分を探すのが大変なのだ。旧式だが比較的空いていて、フィルムの出し入れなども自分でできるので気楽でよい。普通の像よりも点とかリング状のパターンの撮影が目的で、このパターンの間隔などを測ることで、物質の同定などができる。パターンの撮影には角度も大事で、試料を傾斜させながら観察する。傾斜は、ミシンみたいな足踏み台で行うのだが、傾斜させると場所もピントもずれるのでなかなか難しい。経験を積めば、どっち側に傾ければ合うとかわかるのかな。微粒子のように試料がたくさんあるたきは、傾けるよりも向きのあっているものを探すほうが早い気がする。今度は高分解能像も撮影してみたい。