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連日雪が降り続き、結構積もった。

ようやく卒業論文が完成。できてよかった。予想以上に書く内容や図面が膨大なものとなった。続けずに改行するとか、図面も細かく分けることとなったため、ページ数が100近くになってしまった。といっても、顕微鏡写真などがたくさん入っているだけで、内容はあまりない。自分の場合、はっきりいって理論があまりなく、こうやったらこうなりましたという報告のようなものがメインである。それだと単純で恥ずかしいので、量でカバーする結果となった。無駄に章立てし、3章となったが、2章のいろいろな元素でやってみましたというのが重かった。とにかく同じ実験を元素を変化させてやってみて、そしたらこうなりましたというだけの内容である。20種の元素および合金に対し、観察した写真と何の物質か示すピークを示した分析結果をのせることになり、これが場所をとってしまった。まぁでもだいたいの元素を網羅したので満足感はある。

他はどうなっているのか知らないが、自分の学科の場合、卒業論文は内部資料みたいなもので、特に公開されることはない。卒業論文発表会やその概要集なども内部向けという感じである。工学部は結構特許が関わるが、特許の場合新規性が重要であり、他で既に発表されていると特許が取得できなかったりする。そのため、卒業論文や発表会は内部のみという形になっているようだ。まぁそんなわけで、卒業論文は大勢に見られるわけではない。では研究内容はどうやって公開するのかと言うと、学会に出て講演したり、雑誌に論文を投稿したりして公にする。

卒業論文は今日印刷して、ファイルに綴じた。あとはこれを明日提出すればよい。するとあとはあさっての発表会で、卒業論文の発表を行なえばだいたい終わり。スーツを着て学科の先生らの前で行なうが、時間は発表8分質疑応答4分くらいなのですぐだろう。

春は、学会などにも行くし、飲み会も多そうだし、先生には英語で論文書いて提出してくださいなどと言われているので、そんなのんびりした感じではなさそうだ。今後の研究の方向性なども、きちんと計画を立てないとなぁ。

晴れているが、路面がツルツルでかなり滑りやすい。

今まで撮影した顕微鏡写真をまとめ中。この幅が500nmですと示すために、スケールを入れなければならない。撮影段階で入ってはいるのだが、とても小さいので見やすいものを加える必要がある。最近は、必ず30000倍や10000倍と倍率を決めて顕微鏡撮影をするようにしている。倍率が同じだと、スケールも同じものを入れるだけでよくなる。フォトショップのアクション機能を使えば一発である。しかし問題なのはスケールが揃っていない場合。撮影し始めた頃は、33000倍や、27000倍など、倍率を特に気にしないで撮影していた。すると、スケールも微妙に短くなったり長くなったりして、複数の写真を並べたとき比較しにくくみっともない。だいたい、各々のスケールを作成しなければならない。最初から倍率をそろえておけばよかったなぁ。

2009年01月23日(金)

新システム

雪ではなく雨で、かなり滑りやすい。

この時期に雨とは。暖かいのか。風は強いし。ヘタに暖かくて、ぐちゃぐちゃしているより、少し冷え込んだほうが歩きやすかったりする。

実験をより効率化する仕組みの開発にいよいよ着手。さっさと卒業論文仕上げろよという感じだが、まぁ並行して。今まで、実験では一定時間ごとに電圧を変化させて、電流をノートに記録していた。本当は温度も記録すべきなのだが、記録していなかった。あと、光ったりするので写真も撮るべきなのだが、データを記録しながら写真を撮るのはなかなか無理なのである。だいたい、記録とるのに忙しい。そこで、電流・電圧・温度の記録を自動で行い、画像も自動で撮影し、さらに電圧を自動で制御できて、ビデオ撮影も行なえる仕組みをVisualBasic6.0で構築しようと思い立った。具体的には、実験装置のそばにPCを置く。そして、直流電源とPCをRJ-45で接続し、シリアル通信でデータの送受信を行なう。直流電源にシリアル通信用のコマンドは載っているが、ソフトはないので探すか自作するしかない。具体的には、MsCommコントロールというのを使えばできるのだが、自分の持っているVB6.0ラーニングエディションではその辺の利用が制限されている。そんな人のためなのか、ありがたいことにフリーでEasyCommというモジュールが公開されており、これを貼り付ければデータのやり取りができそうである。温度については、おんどとりという温度記録計からUSBでPCにつなぐ。ご丁寧なことに、最新の温度はテキストファイルに出力され、カンマ区切りデータになっているので、これをVBで読み込めば温度は随時取れる。次は動画と映像で、これはWEBカメラを利用することにした。といっても、「VBで一定時間ごとにWEBカメラから画像や動画を取り込む」のは簡単ではない様子。しかし幸いなことに、この辺のことをものすごく親切に書いているサイトを発見した。DirectShowや、ActiveX SDKなどをインストールし、サイトに書いてある通りに進めるとWEBカメラの画像をVBのフォーム上に表示させたり、静止画を取り込んだりできるようになった。このWEBカメラで一定時間ごとに画像を取り込むというのは、いろいろ使えそうである。監視カメラとか、植物の成長などを撮影したりとか。というわけで自動化を進めていく予定。