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2008年11月11日(火)

SEM復活

今日は晴れていたが、なかなか冷え込んだ。

10月の始めから利用できなくなっていたSEMが利用可能になった。SEMというのは、走査型電子顕微鏡のことで、電子線を使った顕微鏡である。自分が使っているFE-SEMというのは、電界放射型とかいい、なんだかよくわからんがより小さいものまで見えるようだ。小学校などで、身の回りのちょっとしたものを光学顕微鏡で観察するだけでもいろいろと発見がありそうだが、SEM観察は本当に細かい領域まで見えるので、楽しい。一見ハイテクで、未来のSF映画に出てきそうな形をしているが、ダイヤルをグリグリ回してピントを合わせたり、試料を入れるために手動で棒を押し込んだりするあたりは、妙にアナログっぽい。特にピントあわせは、調節するつまみがいくつかあり、多少の慣れが必要になる。電子を使うので、電子が通らないものは見えにくかったり、帯電が生じて画像が乱れたりするので、その辺でなかなか苦労がある。そんなSEMが、故障などでしばらく使えなかった。実験で得られた試料が丸いのか、小さいのか気になっていたので、ようやく復活してくれて助かった。というわけで、今日から3日間はSEM通いである。

冷え込んだが、午後から少し晴れてきた。

今日は分析の日ということで、以前から装置を予約。残念ながら、装置の故障で肝心の分析はできないが、今月初めに講習を受けた装置を使ってみる。はっきりいって結果もそれほど期待していないが、まぁ教わってから使わないでいると、忘れてしまうし、一度やってみたらいいだろう、と。自分のいる建物から随分離れた建物で、試料のほか、細いガラスの管やら、チューブやら、溶媒やらいろいろと必要なものを箱につめて自転車で持って行く。時間はかかったが、残念ながら、全然いい結果が得られなかったのが残念だった。

2008年10月28日(火)

故障ですか

かなり冷え込み、冷たい雨が時折降った。

しばらく装置の移動で使えなかった特殊な顕微鏡が、ようやく使えるようになったということで、早速予約していたところ、今日いきなり故障し、復旧のメドは立っていないとのこと。楽しみにしていたので、かなり残念、というか困る。似たような装置は他にもあるのだが、装置を使うには、担当者から講習を受けたり、書類を提出するとか、場合によってはその装置を使ってどのような結果が出たか報告書にまとめて出せとか、いろいろと面倒な手順が必要になる。復旧を待つのが楽なのだが、場合によっては別の装置の利用も必要かもなぁ。

最近、分析装置の幅を広げることに力を入れている。まぁ、なんとなく使えるようになっておきたいという感じだ。ありがたいことに、大学で装置を公開している機関があり、学部等の枠を越えて利用可能になっているのである。予約システムがあり、ネット上で予約ができる点、また、利用許可が出れば一人でやっていいとか、専門の担当者がいる、というあたりが使いやすい。その担当者にメールし、講習を受ければ使えるようになる。いろいろな装置の担当者にメールを出して問い合わせ、自分の試料の分析が可能のようであれば、講習を受けようかと考えている。とはいえ、どういったものが分析可能か、また装置の操作はどのくらい面倒か、などといったことは実際やってみないとわからないので、難しいところである。