げんちゃんゲームランド

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2007年05月21日(月)

げんちゃんチャート

やや曇り気味だったが、昨日より暖かくなっていた。

新しい発想で作ったカラーチャート、その名もげんちゃんカラーチャートが完成。
http://webland.sakura.ne.jp/color/chart/chart.html
このチャートは、セーフカラーの24色相を基準として、PCCSと同じトーンで分類した。まず、長所はトーンで、とにかく横の並びはすべて同じ色相になっている。あと、WEBで使いそうな淡い色合に少し寄って作成。WEBのデザインだと、色相配色(同じ色みで、色相の違う5色などを使う配色)するよりも、トーン配色(使う色は2~3色で、あとはトーンで差をつける)のほうが多いような気がする。あと、今まで使ってきたカラーパレットなども、用いることができる。基準とする純色が同じだからだ。短所としては、縦の並び(色相)は、理屈上は等間隔ではない。というのも、セーフカラーだと本来30色相あって、「33ff00」「00ff33」など、純色6色を減らしているからだ。でも、「00ff00」と「33ff00」は、見かけ上ほとんど同じように見えるので、心理的にはかえって等間隔に見えているかもしれない。あと、彩度の問題もある。純色の黄色と青がおなじくらいの鮮やかさに見えていないが、同じトーンにある。また、トーンはPCCSに合わせたが、色相は全然合わせていない。とにかく作るのにとても時間がかかったが、きっと役に立つはずだ。

2007年04月29日(日)

新しい色見本

午前中はよく晴れていたが午後から曇りだし、風がとても強くなった。

ファイル 877-1.gif今日はアップはしないが、一応「矢印」などの最低限のアイコンをなんとか自作。それに伴って、色見本も新しいものにつくり変えた。以前の色見本はウェブランドで公開されている。今回は何が変わったかと言うと、色の配置がより正確になったのである。見ればわかるが、ところどころ虫食いみたいに欠けていて、1つと2つの色しかない部分があり、ここは都合上埋まらないのだが、こういった部分を今までは無理やり詰めてスペースを小さくしていた。でも、それだと配置が正しくないので、今回正しい配置に直した。それが右である。パステルカラーのほうも同様に正しい配置にした。というのも、ぷちものアイコンなどで色のバリエーションをたくさん作るとき、色が正しく配置されていないと面倒なのである。場所はとるがこっちのほうがいいはず。


これでウェブランドのページテンプレートにアイコンも使えるわけだが、またひとつ問題が浮上。ウェブランドのページ管理CGIは、配色案によって色は自在に置換えられるが、ぷちものアイコンのファイル名を変更するなどといった単語の部分置換機能まで配色案とセットになっていない。要するに、1つのデザインに対して赤い配色と青い配色があった場合、それぞれ違う色にはできても、赤の配色には赤いアイコン、青には青いアイコンといったことができない。ユーザーも自由にアイコンを選べるようにしたいし、この辺は面倒そうである。うーむどうすべきか。

2007年04月21日(土)

また色の話

とてもよく晴れていて、暖かい日だった。

ファイル 872-1.png
昨日の、イラストレーターの色見本をカスタマイズする話の続きだが、結論が出たとおりPCCS表色系でやってみることにしたので、本を見ながら作ってみた。しかし、作ってみると赤・青・黄があまり鮮やかではなくて、特に黄色がなんだか赤みがかった黄色で、気に入らなかった。なので、個人的にきれいだなぁと思っている赤・青・黄を原色として等間隔に12色を配置したイッテンの色相環を参考に色見本を作ってみた。上の色相環は、そのイッテンのもので、なかなか面白い形をしている。きれいに作るのに時間がかかったが、よく見るとすこしずれている部分も。まぁそれはいいとして、これは赤・青・黄を原色として、その混色で得られる色で分けていっている。つまり、絵の具と同じような感じだ。左の大きいほうは一番鮮やかでビビッドなものだが、赤の2色(レッドとレッドオレンジ)の違いがわかりにくくてもどかしいので右に明るくしたものを持ってきた。ディスプレイによる見え方の差異かもしれないが。で、色彩調和によると、まず向かい合う2色は2色調和(ダイアード配色)する。また、例えば黄色の向かいは紫だが、黄色と、紫の両隣の色との組み合わせも調和するらしい。また、この12色から、等間隔にとった3色、4色、5色、6色も調和する。

ファイル 872-2.gifそして、この色相環を基につくった色見本が左のものだ。上半分はもとからあった色だが、これだけでは灰みの、渋い色が足りないので、下半分を自分で補ってみた。西洋は鮮やかではっきりした色が中心というイメージだが、日本は風土というか、文化というかよくわからないが、和の配色というと、穏やかな濁色が入ってくる。色の変化も微妙だ。この下半分は、枯色というか、地味な色の微妙の変化なのだが、なんとも落ち着く。


ファイル 872-3.pngで、早速試しにイラストレーターで描いてみたのがコレ。うさぎさんの顔でも描いてみるかぁと思って作ってみたのだが、全然いいものができなかった。よく考えたら、手書きでもかわいいうさぎなんて描けないのである。で、結局、大根とまな板・ボールを描いてみた。なんとも地味な選択だが、レシピ集のページで使おうかなという感じだ。グラデーションを使えるのが楽しい。絵の描き方として、単色で面をベターッと塗ってしまうような描き方もあるし、グラデーションで塗るやり方もあるが、やはりグラデーションがついていたほうが立体感があっていいかもしれない。