朝、外を見るとうっすら雪が積もっていた。寒い一日だった。
いいかげんにいつまでもドット絵ばかり描いているわけにはいかないので、なんとか描こうと思っていたものをすべて仕上げた。というものの、全然それらしく見えないものばかりで、難しい。今回から、セーフカラーに加えて、自分で勝手に作り出したパステルカラーでどうしても必要な色は補うことにした。
大学も始まってから1週間が経った。授業6コマと演習3コマ、実験4コマ、コンピュータ演習1コマという感じだ。クォーター制なので、2つの授業が前半と後半に分かれ、講義と演習を共有しているので、実際は1週間に3回同じ先生の講義があり、それが3科目あって合わせて9コマという感じだ。
実験は、半分は鋼を削ったり電気炉で熱したりして変化を見るようなもので、もう半分が亜鉛の鉱石から電気的に亜鉛だけを取り出すだとか、流体の拡散といった実験だ。高温を結構使ったり、危ない金属系の薬品も使ったりするるが、有機化学のように複数の薬品を細かく調整したりということはないみたいだ。早速今週から始まり、約50名が2つのグループに別れて、さらに4名程度の班に分けられ実験開始。実験機材の関係で1つのグループは鋼を熱する実験で、もう1つのグループは亜鉛精錬。自分は亜鉛精錬グループだった。参照電極なるものの原理など細かい説明を受けた後、亜鉛を溶かした溶液などを調整した。一方、もう一つのグループは同じ教室で金属板をなにやら猛烈にゴシゴシこすり続けていた。みんな同じ実験室でやっているので、実験室内はなんだか妙に過密していた。
講義は、材料物性学や強度設計学、移動速度論がスタート。材料物性学は、原子同士が引き合ったり、離れたりといったことを数学を使ってやる。強度設計学は、格子などについて。移動速度論は、移動現象に関することで、機械科でやるような、流体や熱伝導を扱う。すべて演習セットで週3回あり、今のところ特にわからないところなくなんとかなっている。
コンピュータ演習はプログラムの超基本からスタートするも、配布されたプリントの後半には難しそうな数値計算が載っており、どんどん難しくなりそうな予感たっぷりである。
まぁ学校はこんな感じだ。