薄ぐもりでそれほど暑くならなかった。
一度行ってみたかった八紘学園の花菖蒲園へ行ってみた。八紘学園は農業学校で、月寒にある。36号線の車道を自転車でババーッと行ったら、意外と早く学園についたが、どこが菖蒲園なのかよくわからず少しうろうろした。菖蒲園に入るには300円が必要だった。到着するとちょうど見頃の菖蒲が畑に植えてあった。なんとなく水が張ってあるところで咲いているイメージだったが、湿っていればよいらしい。年配のご夫婦やカメラ愛好家の中年男性を中心として適度に混んでいた。案内ツアーに参加し、あやめ、しょうぶ、かきつばたの違いを教えていただいた。咲く時期なども違うが、花の中心が黄色いものがしょうぶとのこと。道端の花壇に植えてあるのはジャーマンアイリスなどの品種でまた違うらしい。しょうぶは改良の過程で江戸系・肥後系・伊勢系などに分けられ、花の見せ方も違うのだとか。しょうぶはなんとも和の感じがして、ラベンダーやコスモス畑などとはまた違った趣があった。ただ、園内は畑みたいな感じで、お金を取って見せているわりには和のテイストを感じさせるアイテムが少ない。なんか水車っぽいのがあるとか、ちょっとした木道や橋、石灯籠なんかがあると庭園っぽくてよい気がした。月寒名物らしい月寒あんぱんなるものを買ってみた。あんぱん230円と書いて売っていたので高いなぁと思ったら、2個売りだった。なんで2個単位で売るかね。1個120円で売ったほうが売れると思うのだが。カップルがそれぞれ違う味を買うとかもできるし。とはいえ一応買って食べた。パンよりも薄皮まんじゅう的というか、和菓子的な感じであった。ラベンダーも咲いていて、ちょうど咲き始めあたりできれいだった。どこかに農産物直売所や飲食店もあったらしいので、また今度ゆっくり来たい。