日中はやや暖かいが、滑りやすい。
今日はSPM(走査型プローブ顕微鏡)の講習というか、使ってみましょう的なものに行ってきた。走査型プローブ顕微鏡というのは、非常に細い針で試料表面をなぞって表面をみるもので、ものによっては硬さや磁気力、表面電位を測定できたり、温度など環境を制御できるもの、水中で測定できるものなどがある。特に原子間力を見るものをAFM(原子間力顕微鏡)といい、針と試料の間に流れる微小な電流を測定して像にするものをSTM(走査型トンネル顕微鏡)というそうだ。今日使ったSPMはなかなかすごかった。真空などは必要としないので、なかなかコンパクトだし、手軽である。だが、同時に用いた共焦点レーザー顕微鏡というのもすごかった。まぁ普通の光学顕微鏡みたいな感じだが、パソコンがついていて、3D画像が描画できる。解像度も高く、場合によってはSEM(走査型電子顕微鏡)に近い像が取れていた。こういった顕微鏡が研究室にも欲しいものである。