朝から薄曇りでかなり寒い。昼には少し晴れた。
ジャンパーを着て手袋をしても寒いくらい。なんでいきなり冷えるかなぁ。
前から気になっていた500mmミラーレンズを近所のカメラ屋に見に行ったところ、ご主人が大変よい感じの方だったので買うことにした。ケースやブロワーなんかもつけてくれた。なんか偏屈な人が出てきたら買わないつもりだったのだが、やっぱり個人経営は信用が第一だし、感じもよくないと長く続かないのかな。うーむレンズ沼ったらそうなのだが、鳥の撮影は500mmくらいないと難しいので。SONYならミノルタのレフレックス、PENTAXならボーグというのがAF可能で安いコース。
思いのほか小さく、シグマの70-300より少し短くて少し太い感じ。シグマの70-300は望遠にすると伸びるし、フードも大きいがレフレックスはフードも浅くてコンパクト感がある。AFは結構早くて、70-300と同じくらいであるが、やはり暗いところとか、枝の多いところは迷いやすい。迷う場合は、いったりきたりするばかりなので、コントラストのある場所を中心にする必要があるようだ。フォーカスロックボタンがあるので待つときは便利だった。マニュアルフォーカスも回しやすくてよいが、やはりマニュアルは慣れていないのでAFのほうが精確みたいだ。いきなり500mmなので、素早く動く対象を捕らえるのは難しいときもある。あと、わかってはいたが、最短撮影距離4mというのは意外と長くて、思いがけず近くに鳥などが来た場合は撮れなくなる。当然リスなども近すぎると撮れない。F8なので暗く、今日のように曇りだとシャッタースピード1/100以下とかそんな感じである。ただ、一脚使ったり寄りかかったりしながら連写するなら、1/50くらいまでならなんとかなりそう。ただ、こちら側がいくら静止しても、撮影対象が動いていれば当然ぶれるのでどうしようもない。高感度にするしかない。今日は曇っていたので点光源が少なく、リングボケはそれほど出なかった。対象と背景が離れていればぼけは気にならないが、近くの枝などの2線ぼけは気になるときもある。なかなかリングボケを生かすのも難しい。水面のきらめきとかよく撮られているけど。撮影した写真は、情報によると色みが淡いとかあったがそんなことはなく、暗くても色はきちんと出ていた。液晶で確認するといい感じに取れているが、拡大して等倍で見るとそれほどでもなかったりする。画質が低いという話があるが、確かに動物の毛並みが浮き立つようなシャープさは出づらいようだ。だが、悪くない印象。明るいよい条件で撮れば、もっとよい写真が撮れるだろう。だいたい期待していた通りで、買ってよかった。これから冬などの鳥の撮影で活躍してもらおう。