久しぶりに少し晴れて、よい日だった。
ついに実験室に遠心機が登場。まぁ価格的には一番低いほうのランクだが、一応、一度に50mlの管を4つセットできるスイングローター式である。商社の営業の方と一緒に設置した。それなりにコンパクトで、一応自分のスペースに設置。中の微細な沈殿物が見えるように、遠沈管はガラス製にしており、50mlにアダプタを差し込めば15mlのガラス管も入るようになっている。まぁ遠心機にはよくあるパターン。ただ、ガラス管にこだわったのはよかったが、コニカル管には対応していない。動かしてみると、意外と静かで振動も少なく、同じ机で実験しても問題ない感じだった。操作もシンプルで、電子レンジ並みである。遠心が終わるとチープなメロディが流れるあたりも、電子レンジっぽい。おまけに、試料を出さないでいると1分おきにピーピー言うあたりも、ますます電子レンジっぽい。ガラス管の底も見やすくて、よい。今日は早速これでTEM観察用の微粒子を作成した。遠心機は今後活躍してくれそうだ。