よく晴れていて暖かい日だった。
研究室で遠心機を買うことになって、いろいろ調べたりしていた。医学系や化学系では結構使うかもしれないが、自分の研究室ではいままで使うことがなかった。遠心機は、本体のほかにローターとバスケット、場合によってはジョイントなどを買う必要があり、部品の組み合わせが非常に多様である。そのためいろんなパターンが考えられ、なかなか奥が深い。遠心機には、冷やせるもの、通常のもの、卓上式、床置きなどいろいろある。本体のほか、ローターというのも必要で、スイングして水平に遠心がかけられるものと、アングルといって台に穴が斜めに空いていて、そこに入れるタイプがある。小型のものはたいていアングルである。スイングの場合は、バスケットが必要で、100mlが1本入るバスケットとか、15mlが8本入るだとか、いろいろある。さらに、50mlのバスケットにジョイントをつけると15mlも入るだとか、なんだかいろいろあるのだ。メーカーとしては、kubota、トミー精工、日立、コクサン、ベックマンあたりで、安全に優れている、高性能であるなどとそれぞれ特徴がある。大学の場合、業者と自分の間に代理店の商社が入る。まぁどこもそうなのかもしれない。複数の商社に相見積をとると、それぞれ代理店契約をしているメーカーの製品については、2割引などで見積りを出してくる。まぁ、価格の制約を考慮しつつ、後で後悔しないような製品に決めたいところ。