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2009年11月25日(水)

月曜の講義

曇りがちで、夜には雨が降り出した。

講義が結構あるので、なかなか実験などのまとまった時間がとれない。火・水は講義がないのだが、今週に限っては水曜日には補講、木曜日は月曜日授業ということで、講義が多い。月曜日の講義は先生があまりやる気がないのだが、明日が月曜日授業だということを知っているのかなぁ。先生が講義中にそのことに触れてなくて、自分もたまたま知ったので、知らずにいたら行かなかったかも。仮に先生は来ても、学生は来るのかなぁ。まぁなければないでいいが。ハッピーマンデなどで月曜日がつぶれる事が多く、今までは月曜の講義は年度末にまとまって足りない分を取り戻すことが多かった。しかし、それだと試験などがしにくいので、ちょうど半分くらいのこの時期にとりあえず月曜授業を入れたらしい。

今日も業者さんが来ていろいろと話をした。とにかく詳しいのでためになるが、他者製品をけなして自社製品を持ち上げるので、洗脳されないようにしないと。最近は分析装置も中古市場があるらしく、出入りの業者さんがいろいろ安いものを見つけてきてくれる。新品よりもずっと安いのですごい。

2009年10月20日(火)

ビデオで講義

よく晴れていたが、やや寒い日だった。

自分のとっている講義のひとつが、eラーニングというものの対象になっていて、講義に出席しなくてもインターネット上でビデオを見ることで講義を受けたことになる、というものがある。その仕組みをeラーニングというらしく、eは別にEnglishのことではないようだ。大学院では、eキュービック(e3,イースリーともいう)というシステムをとっていて、「English,Education,Engineering」ということで、外国人の方が、日本語を使わなくても、英語のみで卒業できるみたいなプログラムがあり、その学生のために英語の講義が必要なわけだが、やはり日本人には日本語がわかりやすい。ということで、日本人は日本語で授業したビデオを見てください、という流れだった。まぁ、ビデオ講義の目的はこれだけではなくて、社会人ドクターでも講義を受けられるとか、いろいろメリットがあって進めているらしい。ビデオはいいのだが、案外いつ見てもいいとなるとなかなか面倒になってしまうし、なんだかずっと見ているのも退屈で緊張感がないので、やはり普通の講義のほうがいいなぁと思う。ただ、雑談部分を飛ばしたり、大事な部分をもう一度見たりできるほか、参考資料をダウンロードしたりリンク先を参照できるので、なんとも便利な次世代のシステムと言えよう。そういえば、前期に受けた授業で、毎回テレビカメラで撮影しているものがあったが、それはこれのためだったのか。先生も緊張していたが、学生に結構当てる授業で、自分は間違った回答した記憶がある。それを見られるのっていやだなぁ。ついでにe3プログラムについて言及しておこう。これは基本的には英語だけで卒業できるプログラムらしく、自分の研究室にもそのプログラムの学生さんがいて、自分はその人のお世話係みたいな感じで、ちょっとしたお金まで頂いている。だが、恥ずかしながら基本的に日本語で対応しているので申し訳ない。というか、日本では基本的に日本語だからなぁ。一緒に部屋を探したり役所で手続きしたりしたが、すべて日本語でしか対応してくれない。その学生さんは日本語が相当理解できていたので助かったが、本当にまったく日本語が理解できない人だったら、いちいち自分がその場で英語に翻訳して伝えなければならなかったのか。それもまた恐ろしい。まぁなかなか英語だけっていうのは難しい。

2009年10月19日(月)

後期の授業

やや暗く、肌寒い日だった。

後期は月曜と金曜に授業が連続してあり、木曜日にも一つある。つまり、火曜水曜は空く。しかも金曜日は1・2講なので午後が空くなど、なかなかよい取り方をした気がする。前期と違って毎週レポートのある授業もないしなぁ。大学院の授業というのは、さらにレベルアップするのかと思いきや、実はそうでもない。他大学の人や外国からの留学生、別の分野の人などが受けるため、学部の頃の講義の延長のようなことはなかなかし難いようだ。結局、学部の授業でも聞いたような話と重なったりするし、講義スピードもそれほど早くない。評価方法も、学部の頃は筆記試験が多かったが、院ではレポートなどが多かったりする。まぁ昔は評価の段階がなく、合格か不合格かしかなかったというのも聞くが、要は結構いいかげんなのかも。いいかげんというか、研究室に入ると自分の研究に関係する分野を深く勉強することになるので、同じ専攻でも学生それぞれで理解している部分が違うことになる。なので例えば、電気化学系の研究をしている人は知っていて当然のことを、高温材料の人は知らない、などのギャップが生じてくる。その場合、知らない人に合わせて講義しなければならず、結局として深みがでないのかもなぁ。まぁ、学生にあまり大きな負担にならず、適度にまとまっていて多少ためになるような講義をしてくれればいいか。