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2008年10月24日(金)

どうなるのかなぁ

風が極めて強く、時折雨が吹きつけた。

実験室で、自分の周りの机などの配置換え。他の部屋で邪魔になった荷物やら装置やら、動いているのを見たこともない大きな装置、はたまた秋になって役目を終えたプランターなどが自分の周りに集まってきて、そんなモノ達に囲まれているわけだが、できるだけスペースは有効利用したいものである。今まで、大きな装置は簡単に動かせないものだとばかり思っていたが、キャスターがついていて、外側の大きさの割りに中はスカスカで動かせることが判明。部屋の端ギリギリに寄せておいた。これで部屋が広く使えるだろう。

実験はいろいろしているが、全然成果は出ず、なんだか今後どうなるのかもさっぱりわからない感じである。当然、卒論もどうなるのかもわからないし、なんとも心配である。

晴れていて、穏やかな日だった。

最近、実験室にある使われていない高周波溶解炉を動かすことに、はまりだした。一応、溶解炉を使って試料を作りたいのもあるが、それ以前に、なんか動かしてみたくなったのである。以前は違う場所にあり、現在の場所に来てからは一度も動かしていないらしいので、いろいろ接続したりした。真空に引いてもどうもどこからか空気が入っているようだったので、パッキン部分にグリスを塗ったり、配管の接続部にコーキングを施したりすると、結構真空に引けるようになった。そして今日加熱してみると、黒鉛るつぼが真っ赤になり、中の粉末が溶けて合金化していた。今後いろいろと使えるのではないかと考えている。

朝から暗く、昼にかけて雨が強まったが、夕方には止んだ。

研究室で自分のやっている分野が他の人と違っていたり、直接実験について指導してくれる先生や、先輩がいないため、実験操作等を勘違いすることがよくある。実験器具を買っても、別に説明書がついているわけではないし。シリンジフィルターという、なんかプラスチックの注射器の先にフィルターをつけて、濾過できるみたいなものがあるのだが、ずっと注射器で吸って濾過するものだと思っていた。だが、あらかじめ注射器に液体を入れて、押し出すものであったことに最近気づいた。恥ずかしいなぁ。フィルターとか、どちらかというと生物系のような気もする。オートバイアルという、シリンジとフィルターが一緒になったものもある。研究に使う実験器具、試薬は、基本的にカタログを見て、商品名などをあらかじめ用意されているエクセルの書式に入れて、仲介する商社にメールを送る。すると、その商社が試薬会社等に注文して、商社経由で試薬が来る。まぁ、見積もりをとったり、なんとなくこんなものが欲しいといったら調べてくれるので商社さんはありがたいが、一方で商社が間に入ることで価格も幾分高くなっているだろうし、直接メーカーと取引できてもいい気がする。なんだかよくわからない仕組みではある。