第15回/第16回/第17回

第16回「音源の操作」

音を流せるようにする

1.インポート

音楽は、曲など(.mid .mp3 .mpu)と、効果音(.wav)、メロディー(マイクロワールド内でつくる)に分類できます。また、ビデオ(.avi .mpg .mpeg)も流すことができますが、ビデオ自体が重いのでどうかと思います。というわけで、ここでは音楽を流すことについて説明します。

2.音楽の再生方法

メロディーや音楽をプログラムから再生するには、シンプルに云えば次の2種類があります。一つ目は、そのままメロディー(や音楽)の名前をコマンドとして実行する方法です。この方法で再生した場合、音楽が流れ終わるまで次の行動はできないため、効果音などにはよいですが、BGMでは使えません。二つめは、「設定する」ということばを使う方法で、音楽の読み込みが終わったら次の行動に移る再生方法です。これは、BGMで使えます。

再生方法

適当なメロディーを作るか、音楽をインポートしておいてください。

メロディー1 メッセージを出す "音楽再生終了
設定する "メロディー1 "はじまったか "ほんとう メッセージを出す "音楽再生中

音楽を止める

「設定する」を使って再生した音楽は、途中で止めることができます。
設定する "メロディー1 "はじまったか "うそ

音楽を停止させない

むげんに 「メロディー1」

音楽の再生終了を判定する

再生が終わった時に何らかの処理をしたい時は、以下のようにします。

手順は 終了判定
もし (せってい "メロディー1 "はじまったか) = "うそ 「メッセージを出す "音楽が停止しています」
おわり

3.音楽とマイクロワールドのファイル

音楽のファイルは、インポートしても、ただ「マイクロワールドのファイルと音楽ファイルとの道」ができただけで、音楽ファイルを移動させたり、削除してしまうと、その道が絶たれてしまいます。なので、音楽ファイルとマイクロワールドのファイルは常に同じフォルダの中にいれておきましょう。

4.音楽ボタンの見栄え

音楽は、クリックして流せるようにボタンがついていますが、ゲームではこれは邪魔なので、隠しておきます。ボタンの上で右クリックして、「設定」をクリックします。そこにある「表示」のチェックを外しておきましょう。

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