げんちゃんゲームランド

げんちゃんゲームランド - 無料ブラウザゲーム 商人物語のサイト

2009年08月05日(水)

夏中その2

今日はよく晴れてよい天気だった。

今日も夏の中間報告会。昨日とは別の建物の会議室を借りた。上層階で見晴らしがよく、部屋のサイズもちょうど良かった。部屋が狭いのはよくないが、無駄に広くて互いに離れているのもなんだか微妙である。今度は自分が座長で、どうでもいい質問でなんとか時間を持たせた。なかなか、内容を深く理解して上手な質問をするのは難しい。自分の専門と異なると内容の完全な理解も難しいしなぁ。だが、かといって質問のための質問のようなものをするのはちょっと。案外、自分の思った素朴な疑問が、実はみんなの疑問だったりもする。去年は緊張してあまり質問できなかったが、内容は別として、最近は大分質問できるようになってきた。

自分の発表は詰め込み過ぎの感があったが、まぁ仕方がない。本当は短くまとめて、質疑応答が活発になるとよかったかもしれない。

あと、研究の方向性をもう一度よく検討しないと、変な方向に行ってしまいそうである。とりあえず自分の場合は、何かに使えるかもしれないものを作りつつも、何に使えるのかわからないという感じなので、そもそもの研究の意義があまりない。なんでこんなことをやっているのか、意味があるのかなどと考え出すと、暗い気分になってしまう。まぁその辺は深く考えず、設定した目先の目標に向かって進むことにする。

2009年08月04日(火)

夏の報告会

やや曇りがちだが、気温は上がってきた。

今日は夏の中間報告会があった。研究室の各メンバーがこれまでの成果などを発表する。朝から会場の準備や、お菓子や各種飲料の配置などを行った。会議にお菓子があると、話も進むらしい。一人40分、2人で1セッションという形で間に休憩が入る。発表は20分で後半は質疑応答だ。皆の研究テーマが結構幅広いため、質問が出しにくい感じもあるが、まぁいろいろと質問が出ていた。今回は持ち回りで座長というのをやった。学会では、まずそれぞれの発表がセッションというのに分かれる。そしてそれぞれに座長さんがおり、全体の司会進行をする。といっても、「それではお願いします」とか「質問のある方」などと言うくらいだが、質疑応答がない場合は座長さんが質問をして時間稼ぎをしなければならない。

あさってが研究室対抗の野球大会などで練習をしたいところだが、報告会の準備もあるので、なかなか難しい。

2009年08月03日(月)

夏中前にTEM

曇りがちで、この時期にしては随分と涼しい。

明日から夏の中間発表だと言うのに、朝から顕微鏡観察へ。試料作りが今までになく上手くいっていてうれしかったが、結果は微妙だった。明日の夏の中間発表に入れる予定だったが、土日でプレゼンを作成すると思いのほかボリューム大となってしまったため、次へ向けて蓄積しておくことにした。

昼頃、なにやらパンフレットの取材というのを受けてきた。他の建物にある分析装置をよく利用しているのだが、やたらと利用していたら、一番使っているユーザーとなってしまった。新しい装置が入ったら、講習にも行っていたしなぁ。といことで、パンフレットに利用者の声という形で載るらしい。取材といってもたいしたものではないだろうと思っていたら、意外ときちんとしていて、なんか分析している様子の写真まで撮られたので驚いた。最近、自動車を複数で共有するカーシェアリングとやらが広まっているらしいが、そんな感じで分析装置も一つの研究室所有にせずに、みんなで使える形にすると、メンテナンスや効率の面でいいだろう、ということで、装置の一般公開や共有化が進んでいる。自分もその仕組みの利用者だ。この仕組みがもっと進むと便利な気もするが、分析メーカー側としては装置が売れなくなって、うれしくない仕組みかもしれない。

午後からは顕微鏡写真の現像。TEMでは普通の観察画像に加え、ディフラクションという変な模様を撮影することができる。この模様からまたいろいろと情報が得られる。画面が非常に暗いので、前回やったときは感光時間が短くてあまり映らなかった。今日は長めに感光させてフィルムに焼き付けたら、焼き付けすぎて、現像液に入れたら直ちにフィルムが黒くなってきた。あわてて水洗いに入れても、どんどん現像は進行。うーむ、やはり停止液というのがないと、水洗いでも現像は進行してしまうのかなぁ。ただ、乾燥させて下が光る台にのせてみると、模様は確認できたのでよかった。フィルムの感光時間がマニュアルなので、微妙な加減が難しいなぁ。ちょっと暗めにして、長めに焼き付けるのがいいのかもしれない。