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2010年02月26日(金)

新4年生来る

かなり暖かく、雪どけも進んだ。

新4年生の配属が決まり、研究室にやってきた。新4年生というのは学部4年生のことで、学部4年・修士1年・2年と研究室で過ごすことになる。もちろん、就職や他大学の院受験などの場合は別だが。今日は簡単な自己紹介や研究の説明など。自分の下に学生がつくのかはまだよくわからないが、来週にははっきりしそうだ。

実験室に新しく入ったアーク溶解炉の講習に参加。油拡散ポンプやゲッターまで使って酸素を極力低減した上でアルゴン置換しアーク放電により溶解する。たこ焼き器みたいにくぼみに試料をセットし、えんぴつみたいな電極で放電させ溶解させる。試料を反転させるために細い棒でくるんとやるあたりもたこ焼きっぽい。丸い塊だけではなく、棒状にもできると使えるのだが。

夕方からは実験して得られたものを電子顕微鏡観察。なんだか予想外の結果に、考察をどうまとめてよいやらというところ。

2010年02月25日(木)

引き続き実験

よく晴れてとても暖かい日だった。

大学入試の2次試験の様子で、何やら男子トイレが女子トイレに変化したり、妙なバリケードが設置されていたりしたが気にせず実験。実験後は顕微鏡で観察するための試料作り。濃厚溶液を薄めないと、観察できない。塩水を乾かすと塩の粒が出てくるように、濃厚溶液をそのまま乾かすと溶液成分が出てきてしまう。よって、「無限希釈」する。どこまでが無限なのかはよくわからないが、まぁ濃いほどたくさん希釈する必要があるのは確かだ。というわけで、遠心分離で生成物を沈降させて、上澄みをそっと吸い取ってまた水を入れてということを繰り返してきれいにする。この際、遠心分離はアングルローターよりもスイングローターのほうが遠沈管の壁面に沈降物が付着せずに済む。こうして希釈を繰り返してようやく観察試料になる。とりあえず今日中に希釈を終わらせられたので、明日はお楽しみの生成物の観察ができそうである。予想した形になっているだろうか。

2010年02月24日(水)

今日も実験

曇っており、それほど寒くない日だった。

うーむ段々春に近づいているような暖かさ。このまま雪どけが進んで早く自転車に乗りたい。

大学では今日も実験。やっと本来の実験を開始。1つの実験が終わったら、ただちに溶液を遠心分離にかけ、生成物を沈降させる。と同時に次の実験を開始。次の実験をしている間に、遠心分離した上澄みを捨ててより細い管にいれる。できるものがわずかなので、なんとか小さめの試験管の底に集めるのである。と同時に別の時間のかかる分析や、さらに次の実験のための準備やガラス器具の洗浄を行う。絶えずこの繰り返しを朝から晩まで。空き時間が少ないので効率的で、なんか毎日やると痩せそうな感じである。明日もやらないと終わらないなぁ。