1.下準備
鶏肉は、酒と醤油にしばらくつけておきます。干ししいたけを戻しておきます。
2.卵液をつくる
まずだし汁を作って、十分に冷ましておかないと、卵とあわせたとき、卵が固まってしまいます。昆布、かつお節でだしをとり、干ししいたけの戻し汁を加えます。酒、砂糖、みりんを加えたら、冷まします。
3.具材の準備
鶏肉は、煮えるように小さく切ります。くり、えび、ほたて、干ししいたけを入れて、最後にかまぼこをのせます。
4.卵液を流す
卵をよく溶いたら、目の細かいざるなどで漉してから、だし汁と混ぜます。
そのあと、容器に流し込みます。
5.加熱準備
茶碗蒸しは加熱が難しく、巣立ったりしやすいので気をつけます。また、使う鍋や加熱器具によっても熱の伝わり方が違い、仕上がりにも影響します。蒸し器のほか、深めのフライパン(しっかりとしまるフタのついたもの)や、鍋でも作れます。下の写真は、鍋とフライパンに茶碗蒸しをセットした様子です。鍋のほう(左)は、ふたがぶつかってしまうので、アルミホイルをかぶせています。入れる湯はあらかじめやかんで沸騰させておき、水面が茶碗蒸しの容器の半分を超えるくらいまで入れます。入れすぎると水が容器に入るので気をつけます。アルミ箔でやる場合、アルミ箔の覆いが湯に触れていると、そこから湯が上がってくるので、ぴっちりとさせて、はみ出した部分は切っておきます。
6.加熱する
条件によっていろいろ違いますが、基本的に「最初強火で2分」そのあと「弱火で15分」です。最初強火でやるのは、鶏肉に火を通すためです。「弱火で15分」も、できれば段階的に、「やや弱火で5分・弱火で5分・かなり弱火で5分」というようにするとよいでしょう。蒸すときは、ふきんで下の写真のようにセットします。
7.完成
三つ葉を添えて完成です。翌日に、電子レンジで加熱しても食べられます。