マドレーヌ

練ったり、あわ立てる必要がない簡単な焼き菓子。材料はクッキーと似ているが、クッキーよりも膨らむし、割れたりしないので持ち運びしやすい。

１.粉をふるう
まず、小麦粉を粉ふるいでふるいます。ふるいには、目の細かいものや荒いものがあります。細かい場合は１回ふるえば大丈夫ですが、目の粗いふるいの場合は２回くらいふるうとよいでしょう。砂糖は、小麦粉ほど神経質にふるう必要はなく、目の細かめのざるでふるうくらいでよいでしょう。

２.混ぜる
ボールに小麦粉、砂糖、割りほぐした卵を入れて、木しゃもじで混ぜます。はじめはかたくて混ぜにくいですが、だんだんとろりとマヨネーズ状になっていきます。

３.バターを溶かす
バターを、どんぶりみたいなものに入れて、ナイフで多少小さな塊に切って、電子レンジで加熱し、溶かします。溶けたバターを、ボールに、木しゃもじを伝わらせながら入れます(こうすると生地を痛めないらしい)。バターを入れた後は、切るようにしてていねいに混ぜ合わせますが、あまり混ぜすぎると分離するので注意します。最後に、バニラエッセンス数滴、あと、あればラム酒(ラム・ダーク)を加えます。くるみも入れる場合は、ここで入れます(入れるとしたら８０ｇ程度)。

４.型に入れる
型というか、マドレーヌ用の、固めのアルミカップがちょっとした専門店にあるので、そういったアルミカップに生地を流し込みます。先にオーブン皿にカップを並べ、生地を入れていきます。ふくらむことを考えて、８分目くらい入れます。注いでいるうちにバターが沈殿して、最後のほうにたくさんのバターが入ってしまうので、たまにかき混ぜながら型に入れます。最後に、スライスアーモンドを振り掛けると見た目がよくなります。

５.焼く
オーブンは１６０℃に余熱をし、様子を見ながら２５分〜３０分焼いて完成です。※小型のオーブンレンジでは170℃30分+180℃10分。焼いた後は広げた新聞紙の上などにのせて冷ましておきます。焼き菓子なので、割と長持ちします。