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「配列を再現する」

配列を使えるようになる

1.配列とは

この章で紹介する配列とは、変数名のあとに数字(添え字)をつけたものを言います。たとえば、「なまえ1 なまえ2 なまえ3・・・」といったもので、ひとつのグループのように考える事ができます。

2.どこが便利なのか

配列のよさは、変数の数が膨大になっても管理できるという点です。たとえば、今まで「なまえは "なまえ1 "鈴木 なまえは "なまえ2 "佐藤 ・・・ なまえは "なまえ80 "山田」というように宣言しなければならなかったものを、一括して保存しておく事ができます。ここでポイントなのが、変数の名前です。「名前」 + 「数字」の組み合わせになっていて、変化しているのは数字だけですね。

配列をつくる


まず、中身が0の配列を作る手順を作ってみます。

手順は 配列作成 "配列名 "作る数
なまえは "番号 1
くりかえす :作る数 「なまえは ワード :配列名 :番号 0 なまえは "番号 :番号 + 1」

おわり

中身のない変数

今は中身がすべて0のままですが、この後数を入れていったりします。

配列をつくる・変更する・参照する

配列作成 "配列 30 ※「配列」という名前の配列を30個作りました。
なまえは "配列27 1 ※配列27の中身を1に変更します。
なまえは ワード "配列 "27 1 ※これも配列27の中身を1に変更しています。
したへかく :配列27 ※配列27を参照しています。値を返します。
したへかく なかみ ワード "配列 "27 ※これも配列27を参照しています。

同じ役割の動作

上の説明で、配列27の数の変更や参照には2つの方法がありました。「なかみ」や「ワード」を使った方法は、「"27」のところを変数に置き換えることで応用がききます。

配列の一括作成

「変数名」という名前の変数を「作成数」の数だけ作り、中身は「初期値」とする変数を作成。

手順は 配列作成 :変数名 :作成数 :初期値
なまえは "整理番号 0
くりかえす :作成数 「なまえは ワード :変数名 :整理番号 :初期値 整理番号+1」
おわり

手順は 整理番号+1
なまえは "整理番号 :整理番号 + 1
おわり

整理番号+1とは

くりかえすの中で「名前は "整理番号 + 1」というのはしょっちゅう出てくるので手順にもとめただけで特に深い意味はありません。ただ、しょっちゅう出てくる処理というのは他にも結構あるので、工夫して一つにまとめる事で文字数を節約できます。

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