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2006年06月22日(木)

CMYK⇔RGB

朝方は曇っていたが涼しく、昼頃からむわっと湿気てきて、かなり強く雨が降った。

配色見本は、着実と進化中。昨日日記に書いた、配色見本の表示スタイルの変更、サンプルの表示はほぼできた。ただ、サンプル表示用スキンは、適当だけど。もっとたくさん用意する予定。あと、外部ファイルからのサンプル生成も可能にする予定。で、今日は、CMYKとRGBの変換のしくみをCGIで作った。配色見本の中の便利ツールというところに追加してあるので、見てみたい人はどうぞ。CMYKとは、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックの4色で、プリンターなど染料の原色。理論的にはCMYですべての色が再現できるが、実際のインクはCMYをすべて合わせても本当の黒は作れないため、黒を追加して4種の染料を使っている。絵の具で、赤と黄色を足してできるオレンジは、もとの赤や黄色よりも色の鮮やかさが薄れる。これは、染料が減色混色で、色を混ぜれば混ぜるほど、結果としてできあがる色が暗くなるからだ。つまり、インクの3原色では、鮮やかな色で、表示できない死角が存在する。例えば、鮮やかな青は、CとMを混ぜて作るが、ディスプレイで表示するように鮮やかな色を出すことはできない。例えば、デジカメで撮った空の色など。そのため、一部プリンターでは、色の違うインクを足したりして、できるだけ元の色を再現できるようにしている。RGBは、パソコンの液晶にあるカラーパネルの3原色で、よーく見ると、ブラウン管と同じように赤・青・緑の3つの粒が集まっていることがわかる。で、それを光の3原色で混色して、表示している。染料と違い、色を足せば足すほど明るくなるため、インクよりも鮮やかな色を出しやすいことになる。結構奥が深いでしょ。で、ネット上では、RGBの、10進数と16進数に変換するくらいのものはあるけど、CMYK色系に変換するのは、フォトショップや一部色関係ソフトくらいで、 こうやってCGIでできるのはないだろうと思う。というか、そもそもCMYK色はインクの色で、ディスプレイのような表示では使わないから意味がないけど。ただ、配色の本などでは、CMYK色で書いてあるものが多いし、変換できたほうが便利かなぁと思って作ってみた。変換する式を探すして、ポンポンと完成。普通の色テスターとしても使えそう。CGI便利だなぁー。CGIも慣れれば簡単だな。ほかにもCGIの便利なツールを作ってみたいなぁ。

明日はサッカーか。できたら早起きして見ようかな。

今日は曇っていて、吹く風が冷たく乾燥していて、寒かった。

今日は昨日の日記で書いたイッテンの12色相環を元にしたカラーチャートを作った。赤・黄・青の3原色からできている。眺めてみると、なるほどなんだか色鉛筆とかクーピーみたいで、そして妙に濃い。これは、CMYK色を、RGBに直して作っているからだと思われる。染料の3原色「シアン・マゼンダ・イエロー」を混ぜて、いろいろな色が作れるが、染料の色の混ぜ方は減法混色で、光は加法混色だ。で、比較すると、減法混色は加法混色に比べて色の表示領域がやや狭い。特に、鮮やかな青や黄色は、CMYKのインクからは出しにくいということになる。なるほどそれで、フォトショップとかでたまに鮮やかな色を使おうとすると、違う少し濃い目の色を推奨されたりしたのかなぁ。ということは、印刷するようなものを作る場合は、その辺に気をつける必要がありそうかも。まぁパソコンで見る分には問題ないけど。あと、色は、どういう色の組み合わせが調和するだとか、そういう理屈もいろいろあるみたいで、なんだかすごい。かと思えば、色ごとに持っているイメージとか、見ている人に与える心理効果とかも違ったりして。

スタイルシートは、使いたかった「段組」もほぼ使えるようになった。慣れれば簡単だった。スタイルシート自体そんなに難しいものじゃないし。段組で使うのは基本的に「float:left;」、これだけ。スタイルシートの段組は、かなり便利で、これが使えれば、テーブルタグの出番はほぼない。例えば、今回作ったイッテンのカラーチャートも、段組でできている。段組のよいところは、記述しやすいということに加えて、ウィンドウサイズを小さくしてもうまく回りこんでくれたりして、表示に柔軟性がある。また、テーブルタグだと、セルの統合を駆使しないとできないような入り組んだ表組みも作ることができる。

HTML、スタイルシート、CGI、そして配色をうまく使って、夏休みにはホームページリニューアルをしたいなぁと思ったり。コンテンツが増えすぎているので、WEB系と商人物語系だけ別ページに移動させるなど、ナビゲーションやページの階層を根本的に考える必要がありそうだ。そうすると、今度はWEB素材なんかも作ってみたいなぁと思ったり。ちょっとしたドット絵とか、挿絵みたいなやつとか。壁紙とか。うーんなんか楽しいこといっぱいだな。ある意味マニアックだけど。

2006年06月18日(日)

配色・色相環

よく晴れて、陽射しが暑かったが、風は涼しく吹いていた。

昨日、今日と、色のことで悩んだり調べたりしていた。配色を作ろうと思ったのだが、WEBセーフカラーでは薄い色が足りなさ過ぎるので、セーフカラーを元にしたパステルのカラーチャートを作った。以前のチャートはエクセルで出力していたので、今回もデータを少し書き換えるだけで生成できた。ただ、今日は、もっと変な現象に出会った。というのは、色の「色相環(色を順に並べた輪)」の問題だ。私のカラーチャートでは、RGB色を基にして、24の色相を並べている。もちろん、赤・緑・青が等間隔に並んでいる。これを原色というが、手元にある他の色見本の色相環はこの限りではない。原色が赤・黄・青のものなど、いろいろある。そもそも、色はどうやって切り出すのか。まず、光の波長を元に赤・黄・緑・青・紫の5原色を基準とした、マンセル表示色というのがあり、これは物理的に等間隔である。一方、人間が見て心理的にその色のみ感じられる、赤・黄・緑・青を心理4原色として、ややマンセル系に寄せて配置したのがPCCSの表示系で、こちらのほうが配色する場合は使いやすい。RGBとも少し似ている。でも、自分がどうも納得いかないところがあって、それは、赤→緑の変化が、緑→青の変化より急な気がする。カラーチャートを見てもらうと、赤や黄色のあたりは、隣接する色が急激に変化するように見えて、緑や青の付近はあんまり変化しているように見えない。ずっと前にRGBのカラーパレットを作ったときも、感じていた。そして、手元にある本の中で、赤・青・黄を3原色に等間隔にとって配色している色相環がある。つまり、時計をイメージすると、セーフカラーの配色では、0時が赤だとすると、2時が黄色、4時が緑、8時が青だ。だが、赤黄青原色だと、0時が赤、4時が黄色、6時が緑、8時が青となる。つまり、赤から黄色の配色が幅広く、数学的に正しいマンセル系から見ると、偏っているんだけど、これがどうにもしっくり美しく見える。これは、ヨハネス・イッテンの色相環と言われていて、芸術などで結構使われているらしい。どうやら色というのは、かなり奥が深いらしい。色について考え出すと、なんだか、まるで宇宙はなぜできたのか考えているみたいに、不思議な気持ちになってくる。今度イッテンの色相環も作ってみよう。

ということで、色に悩みつつ、配色見本のCGIを作った。とりあえず、本や実際にあるサイトを参考にしながら、配色を作っていこう。

今日は家族でサッカーを見た。前回よりはいい試合だったと思うが、父が後半戦から飽きてきて、選手を責めるし、試合終了前に勝手に寝だしたので、腹が立った。