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曇りがちで涼しい日だった。

花壇の花も大分咲いていい感じ。インパチェンスにやたらとアリがいるので調べてみると、アブラムシがついていると、アリがその汁を吸いに来るらしい。あまりよくないようなので、なんとかしたほうがいいかもなぁ。あと、葉の色を楽しむハゲイトウという植物も植えていた。名前が悪口みたいだが…。羽のようなふさふさな花が咲くケイトウの仲間だ。根が深くなるらしいので、ハゲイトウ3株を深めの鉢に植えていたが、しばらく地味で面白くない感じだった。最近になって新しい葉が鮮やかな赤や黄色になってきた。上にいくほど色が変わるようだ。立派な観葉植物になってくれ。

TEMの回折リングの解析もなかなか難しい。要は点を結んで円にするのだが、円の大きさを目視できっちり合わせておかないと結果がずれる。あと、面と面のなす角が大切になってくることがあるが、立方晶なら電卓でパッと出るが、立方晶や六方だとなかなか電卓で出す感じではないし。この辺をパッと出してくれるツールがあれば便利なのだが。ついでに指数付けもしてくれて。横に座ってる中国の人は中国のそういうツールでパッと解析しているのだが、日本語のそういうツールがどうも見つからず。TEM解析用の専門ツールもあるが、3D描画があるためか、Macのみ対応のソフトも多かったりする。勉強にもなるんでちょっとした解析ツールは作成してみたい気もする。

やや涼しく、曇っていた。

今日もTEM観察。格子間隔が0.5nmくらいあると、CCDカメラをつけなくても拡大像で縞模様が見える。試料の状態、ドリフトの有無にもよるが、単純な縞模様であれば0.2nm、2次元格子像という粒の観察は0.25nmあたりが限界のようだ。いまさらで当然のことだが、電子顕微鏡には点分解能や格子分解能というのがあるので、これより細かいものの観察は収差などの影響で不可能である。同じ観察場所でじっくり調整すればよりよく見えるかと思えばそうでもなくて、たいていはガチャガチャやっているうちにだんだん試料にダメージが加わって見えにくくなる。もっとぱっぱと合わせられるようになりたい。

朝は大粒の雨が降っていたが、昼過ぎには止んだ。

今日は朝から試料の観察。透過型電子顕微鏡(TEM)では、原子の粒が並んでいる縞模様やパターンを撮影できる。金やSiなどは粒が比較的大きいので、角度が合えば粒がきれいに並んで見える。梱包のぷちぷちみたいな感じである。ただ、今回の試料はどれも粒が小さいので、なかなか調整がシビアだった。空調の風や、自分のちょっとした動きで画面も動くし、試料も動いたりする。しかも長いこと同じ部分を見ていると変化する。前回は、動きを止めるために露出時間を0.5秒などと短めにしたが、すると現像で全然出てこなくて猛烈に時間がかかる上、あまりきれいに写っていなかった。やはり1秒くらいは必要のようだ。繊維状物質や微粒子などは、試料作成は簡単なのだが観察は結構難しい。